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仙台六大学新人戦 東北福祉大-東北学院大 [アマチュア野球観戦報告]

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東北福祉大2-1東北学院大 5/30東北福祉大球場

 先日の四国行で全国26の大学野球連盟をとりあえずはひと巡りした。従って次は新人戦踏破を目指す。仙台六大学野球の新人戦は、東京六大学と同じく6チームによるトーナメント。準決勝と決勝を一日で行う点のみ異なる。
 東北学院大は小林-浅野のリレーで準決勝を勝ち抜き、満を持して伊藤(2年・聖和学園)を決勝の先発に立てた。伊藤は風格の漂う速球派左腕で、イメージ的には現楽天の長谷部が近いか。いずれ全日本合宿にも呼ばれるだろう。試合は中盤に動き、福祉大が4番永田(1年・花咲徳栄)のタイムリーで先制、しかし学院大が5回、先発の伊佐山(2年・東京成徳大深谷)を攻め、リリーフ登板した伊藤(1年・日本文理)にタイムリーを浴びせ同点とする。1-1で迎えた9回裏、なおも140台を投げる伊藤に対し、福祉大は内野安打で出た2番渡邉(1年・高川学園)を3塁まで進めると、5番茂山(2年・智弁和歌山)がセンターオーバーのサヨナラ打を放ち、大会優勝を決めた。福祉大は今大会、4投手をつなぎ計18回を3失点という内容。しかし同じ世代にさらに良い投手を隠し持っているという。伊藤の神宮行きへの道はなかなか険しそうだ。


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