若駒杯決勝 前橋育英-健大高崎 [アマチュア野球観戦報告]
前橋育英12-6健大高崎 5/15あずまスタジアム
群馬では例年この時期に1年生強化試合「若駒杯」が行われる。大会の詳細については以下。
http://www12.wind.ne.jp/jomo-01/cgi-bin/hibaseball/database.cgi?cmd=dp&num=4357&dp=
「大会は硬球に慣れていない1年生に、高校野球の基礎を実戦の中で学んでもらおうと、1989年に始まった。」と主旨にあり、連戦に対応するため試合は7回制で行われる。準決勝は前橋育英、健大高崎とも本格派投手が完投し、勝利を収めた。この両投手は決勝では投げず、試合は健大高崎先発の三木が初回に崩れる展開となった。早々にエース投入を行えば結果は変わっていたかもしれないが、選手に無理を強いて勝ちに行くのでは大会の趣旨に反するということだろう。
前橋育英の4番ショート茂原のホームランなどで初回に上げた7点により、前橋育英の優勝はほぼ決まってしまった。前橋育英の先発田島は、準決勝で快投を見せた高橋から一段スケールを落としたような左オーバースロー。5回コールドが決まろうかという5回、健大高崎は途中出場の選手も含め意地を見せ3点を奪取、コールドを阻止した。前橋育英のチーム力には他チームを凌駕するものが感じられ、2年後の大会成績は非常に期待できるのではなかろうか。
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